『悪徳商人、ビンタを食らう』2015/4/3

最近聞いた話です。

ある問屋がある作り手にビンタされたそうです。

なんでも、作家名を偽って表示したとか。

詳細は書きませんが、そりゃ、しばかれてもしょうがないし、そんな事をして、よくその作り手の前にまた顔をだせたものですね。

あきれはてます。

良心というか、正常な感覚が麻痺しているとしか言いようがありません。

『あんたの名前じゃ売れないよ』

そう言われているのと同じ事です。

もちろん、消費者のみなさんにとっても、たいへんな裏切りです。

私は、いままでブログを通じていろんなお知らせをしてきましたが、ほとんど改善されていないのかも知れません。

作り手さんに報告したりしているのですが、怒るどころかへらへら笑ってる人さえいます。

そんな事で、さすがの私も無力感にさいなまれ、もう書くのはよそう、と想っていました。

作り手の人たちが、自分で不正を糾弾し、場合によっては産地からそして業界から永久追放する位のことをしないと、解決には向かわないと想うのです。

あるべき姿が当然の様にあるようでないと、消費者のみなさん、作り手自身、そして正直にやっている同業の問屋もみんな不幸になります。

こうして書いていても虚しくなるくらいですが・・・

義を見てせざるは勇なきなり。

せめて、自分だけでも、普通の事を普通にやり抜いていきたいと想います。

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この記事を書いた人

萬代商事株式会社 代表取締役
もずや民藝館館長
文化経営研究所主宰
芭蕉庵主宰 
茶人

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