ちょっと間があいてしまいましたが、また連載を始めたいと想います。
毎回ネタを考えるのも大変ですし、私も勉強しながらの投稿ですので、前の通り書物を題材にして書いていきます。
ネタ本は柳宗悦著『手仕事の日本』です。
私が三十代半ばの頃、民芸論を勉強しようとして初めて手にとったのがこの本だったと記憶しています。この本からとりつかれたように民芸関連の本を読み漁りました。
そして、反民芸の本もたくさん読みました。
いろんな意味で私の民芸論の原点となった本です。
もちろん、私は染織、もっといえば沖縄の染織以外は大して知識がありませんし、作品を論評することなどできません。そこはものづくりの立場、そして商人として語るつもりです。
柳の民芸論は『非人間的』との批判が多くなされます。このへんも、生活者としての工人という視点でも考えていきたいと想います。
毎週日曜日の投稿という感じで書いてきます。
お付き合い、よろしくお願いいたします。
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