多和田淑子作 首里花倉織帯
花倉織を織る作家さんは多いですが、多和田淑子先生がNo.1だと私は評価しています。
大きな構図で、非常に気品があり、格調高い。
織もたるみひとつなく、まさに王女の衣というにふさわしい。
とても親しくさせていただいているので、失礼なことも言ってしまうことがあるのですが、
『先生、これすごいですやん!』と言ってしまった作品です。
その時に、『先生は花倉織織らせたらNo.1ですね!』と言うと
さすがにおだやかに『はい、花倉織スキなんです』とお答えになりました。
あまり強く自己主張されない方ですが、こんな作品なら、代わってモノを言ってくれますね。
お忙しくて、作品の少ない先生ですが、大切にご紹介していきたいと想います。